データ入力

データ入力とは通常のパソコン入力ではなく、データ入力専用機を使用し入力業務を行います。
入力は２度打ち機能、エントリー(初回入力)、ベリファイ(検査入力)をそれぞれ別のオペレーターが行い、エントリー(初回入力)を担当したオペレーターのタッチミス・読み違い等によるエントリーミスをベリファイ(検査入力)担当オペレーターが検知し、修正することにより高精度なデータを作成し、高い信頼性を得ております。
また、漢字の入力には”連想ツータッチ入力”を使用し入力致します。入力済みデータは、ご希望の形式、媒体にてご納品致します。(CD-R、メール等)

倍の入力スピードを実現する”連想ツータッチ入力”

オペレーターの入力速度を、より効率的に高める為に開発された入力方法です(ＫＩＳ入力、カンテック入力と２種類の連想コードでの入力が可能です)。漢字1文字に対し、カナおよび記号２文字のコードが付与してあります。専門のオペレーターは、このコードを約2000文字以上記憶しており、パソコン入力と比べより少ないタッチ数で迅速かつ正確なデータ入力を行う事が出来ます。
下記の例(ＫＩＳ）のように、連想ツータッチ入力では、少ないタッチ数の上、候補選択の必要がなくなります。

例のように連想ツータッチ入力を使用した場合、１時間あたりのタッチ数がローマ字入力、カナ変換入力と比べると大幅に違います。
目安として１時間平均、連想入力…約15000タッチ、ローマ字・カナ変換入力…約7000～8000タッチと２倍のスピードで入力することが可能となります。また、カナおよび記号２文字の連想コードを直接入力する事で、候補選択の必要が無く、変換ミス等の誤入力を防げ高精度なデータを作成する事が可能です。

様々なタイプのデータ入力に対応

お客様のニーズに応じた、様々な形式（原本、またはコピー）にお応え致します。

【原本種類事例】

・顧客名簿
・各種申込書
・給与支払報告書
・タイムカード
・伝票
・名刺
・アンケート
・懸賞はがき
・口座振替用紙

【イメージ入力事例】

・各種申込書
・懸賞はがき
・評価シート
等様々な形式にご対応致します。

可能処理能力

原本、状態、文字状況によっても異なりますが、例としてお客様の顧客名簿の場合

と一般的な顧客名簿ですと、１日約１００００件～１２０００件の可能処理能力となります。

ご納品までの流れ

１．お問い合わせ

まずはお問い合わせ下さい。

２．打ち合わせ内容の確認

ご希望の納品日、納品形式や仕様など細かい事でも直接お客様とお会いし、作業の詳細・ご要望を伺います。

３．お見積り

４．作業原本のお預かり

シップスのデリバリースタッフがお客様へ預かりに伺います。

５．仕様確認

お客様の用途に合わせて仕様を確認させて頂きます。実際に原本をお預かりしましてから、シップスにて気づいた点などを連絡し作業に入る前に最終仕様確認を行います。原本に書いてある情報以外に特殊な情報を付与して入力、原本ごとにファイル別に納品して欲しいなど様々なご要望に沿わせて頂きます。

６．入力作業

プロのオペレーターによってデータ化します。

７．検証

仕様にあわせて、プログラミングや目検チェックを行い、データに不備等がないかチェックをします。

８．ご納品、原本のご返却

シップスのデリバリースタッフがお客様へご納品、ご返却に伺います。様々なデータ形式をご用意しております。ご指定頂いたご納品日に、ご希望の形式でご納品致します。
データのご納品方法、原本のご返却方法はご相談下さい。

イメージエントリー

社外へ持出しが出来ない書類などを、原本ではなくスキャニングした画像ファイルをお預かりし、データ入力専用機に画像を取り込み、データ入力を行います。「紙」に代わり「画像ファイル」からのデータ入力システムの実現化により、原本の「紛失」「破損」等を防止します。
右図のように拡大された帳票画像が表示され、項目ごとに設定されている赤枠内を入力していきます。

イメージ分割エントリー

セキュリティレベルのさらなる向上として個人情報等を含む情報を画像分割でき個人情報にはならない状態にし、一人の情報を複数のオペレータで入力します。 画像を分割する事により個人情報が個人情報ではなくなります。

また、同一帳票の場合にシャッフル方式を用い、複数枚の画像分割処理を行い、他帳票の分割画像とを組合せて1枚の画像として復元し入力することも可能です。